連載そもそも仮想通貨って何? 「ビットコイン取引」基本のキ【第11回】

将来は手数料も不要に!? ビットコインによる「送金革命」とは?

今回は、ビットコインによる「送金革命」について見ていきます。※本連載は、フィスコ仮想通貨取引所の取締役である田代昌之氏の著書、『フィスコ仮想通貨取引所で始める「ビットコイン取引」超入門』(実業之日本社)より一部を抜粋し、ビットコインに関する基礎知識を初心者向けにわかりやすく説明します。

ビットコインの用途として注目される「送金」 ビットコインの用途は「買…

ビットコインの用途として注目される「送金」

ビットコインの用途は「買い物」や「投資」だけにとどまりません。

 

まず、ビットコインの使い方として注目されているのが「送金」です。とくに海外送金は従来に比べ、低コストで行えるため、今後利用者が急増しそうです。

 

海外留学している子どもに学費や生活費を大手銀行の窓口から送金しようとすると、最低でも数千円の送金手数料がかかるうえ、手続きは煩はん雑ざつで着金するまでに最低4営業日ほど要します。

 

ところが、ビットコインなら、ほぼリアルタイムに送金でき、送金手数料は無料~数十円です。しかも、自宅のパソコンから簡単に手続きできるので銀行の窓口に行く手間も不要です。受け取る側も自分のパソコンからビットコインを仮想通貨取引所で売却して現地通貨に換え、現地口座に出金することで使えるようになります。

 

これは従来から考えると〝送金革命〟というほどのインパクトを持っています。

寄付金を目減りさせる「為替手数料」等の問題も解決

国内の仮想通貨取引所では「寄付」サービスをリリースするところが増えているなど、ビットコインを使った「寄付」も急速に普及しそうです。

 

従来は日本で起きた大地震の復興のために国内のNPO団体などが海外から寄付を受け付けようとしても難しい現状がありました。なぜなら、寄付金を受け取っても海外送金手数料、為替手数料などで寄付金の大部分が各種手数料に消えてしまう現状があるからです。

 

しかし、ビットコインで寄付をすれば、送金手数料はほとんどかからず、換金も簡単です。寄付する側は、より多くの寄付金を効率的かつ迅速に寄付する相手に届けることができます。

 

今後、ビットコインは寄付のかたちを変えることになるかもしれません。

 

[図表]ビットコインと法定通貨の送金の違い

※1BTC=216,040円(2017年5月10日時点のフィスコ仮想通貨取引所での終値)


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本記事は、2017年9月15日に『幻冬舎ゴールドオンライン』で掲載されたものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。